- ミニマリストって買い物する時どんなことを考えてるの?
- 物を買うときの基準は?
- ミニマリストって物は持たないんじゃないの?
そんな疑問を抱いているあなたに向けて
今回は、ミニマリスト歴2年のわたしが買い物をするときに基準にしていることを5つおはなししていこうと思います。
- 「欲しい」なのか「必要」なのか
- 買うことで起こるメリット・デメリットは何か
- 「値段」ではなく「価値」で買う
- 引越しても使える物なのか
- 他のもので代用できないかどうか
です。
あなたが買い物をするときは、どうでしょうか。
人それぞれ、十人十色な買い物の基準
一口に、”ミニマリストの買い物の基準”と言っても、この世にはさまざまな生活スタイルのミニマリストさんがいます。
- 自分のお気に入りのモノに囲まれて生活したい
- 物よりも事にお金をかける
- とりあえず買って使ってみてから考える
- ほしいと思ったら即買う
- すぐは買わないけど毎月コツコツお金を貯めて買う
- 何かの1区切りにご褒美として買う
- 便利グッズだから買ってみる
- いつか使いそうだから買っておく
などなど、いろんな理由でみなさん、物を買っているかと思います。
月々買い物の予算を組んで、その予算内に収めている方は本当に尊敬します。わたしはいまだに苦手です。
予算を超えてしまうか、我慢するかの二択です(笑)
ミニマリストになって勉強していく中で、お金が貯まる人・貯まらない人ってどちらもそれぞれ、特徴があるなと感じました。
それは、お金が貯まる人には「自分なりの買い物の基準」がある。ということです。貯まらない人にはそれがない。(・・・場合が多いというはなしです。)
この説はあくまでわたしが感じていることなので、科学的根拠などはないかもしれませんが、ミニマリストは自分なりの買い物の基準をしっかりと持っている方が多いように感じます。
わたしがなぜ”物を買う基準”を持つことにしたのか
わたしは、欲しい物は山ほどありますが、生きるために必要なお金以外極力使いたくない人間です。
毎月の支出を極限まで減らすために毎日なんとかならないかなと試行錯誤しています。
と、いうのもわたしには「時間」「場所」「お金」に縛られない!!という目標があります。
その目標を達成することで、「夢」を叶えられるからです。
なので、大前提としてわたしは「夢のために今はあらゆることを我慢する!!」と常に考えています。
夢を叶えるためには、何をしなければいけないのかを逆算していったときに、まずは「お金」が大切だと思いました。
「お金」があれば、会社に雇用される働き方を変えて、個人で稼ぐことができるようにもなるので、結果「時間」にも「場所」にも縛られなくなる。
という考えから、わたしは”物を買う基準”を持つことにしました。
ミニマリストAKIが物を買うときに意識している5つの基準
1.「欲しい」なのか「必要」なのか
日常生活していると、ふと「あれが欲しい」「これが欲しい」というのが出てきたりします。買い物に行ったときなんかはそういうのが多いですよね。それで予定にない物を買ってしまった経験があなたにもあるのではないでしょうか。
”買う基準”を持っていない頃のわたしはよくそういったことがあり、予算も決めていませんでした。なので手元にあるだけ使ってしまい赤字になった月も何度あったことか。その都度今の妻がまだ彼女だった頃にどれだけ迷惑をかけて呆れられたことか・・・😓
今はどうしているか、それは「物欲によるただの欲しい」なのか「生きていく上で必要だから」なのかという基準で決めています。
これを一度冷静になって考えることで、衝動買いを抑えることができますし、無駄な浪費を防ぐことができます。
2.買うことで起こるメリット・デメリットは何か
2つ目は、買った後のことをよりリアルに、具体的に想像します。
- 今日これを買ったら、何時間後に、何に、どう使うのか
- 維持管理は手間がかからないのか
- 掃除に支障はきたさないのか
- それを買って得られるメリットは?
- デメリットの方が多くはないか?
- 何年使うか
- それを買うことで、今の生活がどのように変わるのか
- そもそもお気に入りとして長く大切に使っていけるのか
- 長期的にみたら所有する価値はあるのか
- 売るときにどれだけ価値があるのか
- それを買うと結果的にお金を増やしてくれる資産になるのか、負債になるのか
- 売れずに処分するときは簡単に処分できるのか
- 自分の時給に換算すると何日分なのか
- その分時間を売っているわけなので価値は見合っているのか
と、ここだけでこんなにたくさんのことを想像しています。さらにもっと深く考えることもあります。
基本的に、メリットよりもデメリットの方をよりリアルに、具体的に想像します。これは間違いなくやった方がいいです。やらないといけないといっても過言ではないと思っています。
人は欲しいと思ったものをメリット中心に考えてしまいがちですが、それは本当に危険です。
欲しいものがお金を産んでくれる物であれば迷わずに買いますが、ただの物欲に負けて購入して後々金食い虫になってしまうのか。ここでよーく、冷静に考えてみてください。
ちなみにわたしが最近悩んだ物をあげてみます。
【1万円で見つけた格安のリュック】
ずっとパソコンを持ち運ぶためのリュックが欲しくて探していましたが、なかなか自分が求める機能とデザイン、価格が合わずにフラフラしていましたが、この間ネットでいい感じのリュックを発見!
- 価格:80点
- 機能:60点
- デザイン:70点
- 総合:70点
- メリット:コンパクト、機能性、デザインも悪くない、必要最低限の物を持ち運べるし、それでいてこの価格!!
- デメリット:総合的に見ると、数年使ったらお気に入りから外れそう。価格が安いのでそれなりのスペックの可能性がある。レビューが少ないので買ってから不満点が多く出た場合、負債になる。内部の収納が少ないので、いざという時困る可能性がある。中古品が出回っていないので数年後の価値が不明。防水だが傷が目立つ素材。内側の色がお気に入りではない。必要最低限の物しか入らないコンパクトさなので、旅行となると厳しそう。汎用性が低い。長く使うと、味が出る前にダメになる方が早そう。そうなれば時給同等かそれ以下の価値しか得られなさそう。
という感じ。結果保留にして他のを探しています。
このように、1つの物でもじっくりと考えてから検討した方がいいです。
一旦家に持ち帰って考えることをお勧めします!
3.「値段」ではなく「価値」で買う
普段から、「値段」で物を買うかどうか決めないようにしています。
「価値」で買うかどうかを考えることで、圧倒的に将来のためになるからです。
これは物に限った話ではありませんが、わたしの実体験を例にしてみます。
わたしはブログの有料講座を買うか、無料の情報だけで頑張っていくかで迷っていました。そんな時に、この値段と価値の話を教えてもらいました。
↓その方が言っていたことです↓
「お金で時間を買ってお金を増やす」
Aさんと、Bさんがいました。二人はそれぞれ、デザインを学び将来的に独立したいと考えていました。
Aさんは、無料の情報を頑張って探して学び、3年かかってやっと月100万円を稼げました。
Bさんは、50万円のスクールに通い、1年で毎月100万円稼げるようになりました。
Aさんは初期費用0円、3年で100万円の利益。
Bさんは初期費用50万円、3年で250万円の利益。
3年で2人には150万円もの利益の差が出ました。
「将来的に稼ぐ時間や、努力する時間が短縮されるなら、今お金を払った方が得だよね」
という考え。
わたしはこの考えに圧倒され、即決で有料講座を購入しました。利益こそまだ出ていませんけどね😅でも、
それまで、自分で何千何万とある無料の情報の中から、有益な情報のみを取捨選択して、そっから初めてスタート。という状態を半年ほど続けていましたが収益は上がらず。
という状態から、しっかりと必要な情報を教えてもらうことでかなりブログに対して前向きになることができています。
結構高かったので、大好きな焼肉屋お寿司、お菓子は相当我慢することになりましたが、
それでもそんなことどうでもいいくらい本当に購入してよかったなと思っています。これから収益化を実現させます!!
このように、「値段」ではなく、「価値」で物事を決めることで、払ったお金(自分の時間)が有益な物になり、さらに自分の努力次第では無料の情報よりもより早く、たくさんの収益を生み出してくれる知識(資産)となってくれます。
4.引越しても使える物なのか
これは全ての物に言えることではありませんが、
- 「もし引っ越しをするときに、わざわざ荷造りしてまで持っていきたい物なのか」
- 「そもそも新しい環境でも使えるような汎用性のある物なのか」
とざっくりとこんな感じで考えています。
これは主に、家具や家電を購入検討するときに共通して言えることですね。
新しい環境になっても、サイズ、デザイン、機能などは十分活かせるのか。
例えば、大きめのドラム式乾燥付き洗濯機を購入検討しているとしましょう。
価格は10万円。その洗濯機の設計上の標準使用期間は7年です。サイズは今入居を検討している物件の洗濯機置き場の間取りにギリギリ収まる位のジャストサイズ。他の物件はほとんどがサイズオーバー。
隣には15万円の同じくドラム式乾燥付き洗濯機。使用期間は同じく7年だが、10万円のものよりもさらに節水・節電モード付きの省エネモデル、年間1万円の節約になるとのこと。サイズもコンパクトでほとんどの賃貸に対応可の記載有り。
後者の方が値段は高いが、長期的に見ると、価値があるし、もし数年で引っ越すことになっても買い換える必要性はグッと下がりますよね。
こんな感じで、先々のことを想像して買うことを推奨します。
5.他の物で代用できないかどうか
日本にはビックリするくらい”便利グッズ”なるものが存在します。おかげで日本人の暮らしはかなり楽に、そして時間をかけずにできるようになりました。
1台で2つの機能!!
これ1台で全てまかなえます!!
など。本当に豊かな国ですよね。
ですが、逆に言えば便利だからといってあれもこれも買ってしまうと物が増えてしまいます。
しかし、便利グッズは大抵の場合用途が限られてる物が多いです。その割には思ったほど使用頻度が高くなく、さらに保管するにも場所を占領してしまう場合も多くあるかと思います。
便利グッズというほどなので、確かにあったら便利!かもしれませんが、別にそれがなくてもいいとは思いませんか?
もちろんわたしもいくつかの便利グッズを持っていますが、買う前にしっかりと検討しました。
- 今ある物で代用はできないのか
- 今の生活のままでダメなのか
- それがないと困るのか
メリットデメリットをしっかりと考えた上で、それでも必要だなと感じたので購入に至っています。
とりあえずあればいつか使うだろう、あったら便利そう、という目的が決まっていない安易な考えでは絶対に買うことはおすすめしません。
例えそれが100円でも、無料だったとしても、使うというはっきりとした目的がないのであれば、所有することはありません。
まとめ
物を買うときに”買う基準”を持っていることで、無駄な出費を抑えることができます。
物を買う前に、この物がないと生きていけないのか、生活に支障があるのか、まで突き詰めていくことで、本当に必要な、最低限の物だけで暮らしていけるきっかけになります。
無駄な物を買わないためにも、「欲しい」と「必要」をしっかり判断していく癖をつけることで、買って後悔することはだいぶ減るのではないのでしょうか。
大小関係なく、物を買うという行為1つ1つを満足のいくものにすることで、人生も満足していくのではないのかなと思います。
わたしは具体的な目標、夢があります。そうすることで、「必要な物・事」が自然と明確になっていきます。
毎月自分で稼いだお金を、目標や夢を叶えるために必要な物・事に使うことで、より洗礼された豊かな人生にしていけるのではないかなとミニマリストになって感じています。
ぜひ、何か1つでもマネしてみてくださいね!
以上!AKIでした🤗